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急場しのぎの倒産防止共済

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倒産防止共済(セーフティ共済)は 
取引先が倒産した場合 掛金の10倍まで融資を受けることが
できる 連鎖倒産の為の 共済掛金です。
中小機工倒産防止共済

これが 決算直前の節税に利用されます。
個人的な感想は、節税目的なので  あまりお勧めはしていません。
なぜかというと ここ10年掛金の残高及び件数とも減少傾向にあり
国の出資で成立ってますが、貸付金の回収不能が多すぎ
制度自体の存続が疑問視されてるからです。

~で 本来の目的が 連鎖倒産防止なのに
節税に利用するのは、リスクがあるんではないかと。。思います。

が しかし 一般的な節税方法としては非常に有効な手段です。

方法
①掛金は毎月5千円から20万円までの月払いです。
倒産防止の掛金は 1年間の前払が認められており
支払われた金額が損金になります。
決算直前に 240万円の1年間の掛金を前払が可能になります。

②掛金はどうなるのか?
貸付けを受ける以外に 任意解約ができます。
40月に満たない場合は元本割れします。
40月以上経過してから任意解約します。

③任意解約すると 利益になりますので
そのまま 積立てて 役員退職金などの原始にも利用されます。

掛金の最高額は今は800万円ですの月払いでも良いし
決算直前に 掛金の金額を変更して1年間の前払で利益操作します。
国の外郭団体ですから この場合の利益操作は税務署で争点になることは
ありません。

単純な資金を利用した 利益の繰延べタイプの節税です。

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2012年7月21日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:「超」節税法

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